オンラインジャーナル
春先から6月に頻発する、すねの痛みとは? ─ シンスプリント
春先から6月に頻発する、すねの痛みとは? ─ シンスプリント
梅雨入り前までのシーズンで、スポーツをしている人に多いすねの痛みをご存知でしょうか?それはシンスプリントと呼ばれるすねの内側の痛み。4月からクラブ活動が始まり、急激に運動量が増えることなどが原因の一つと言われています。また、学生以外でも、ランニングを始めたり、新しいスポーツに取り組んだりと、オーバーユースになりやすい時期かもしれません。今回はすねの痛みとふくらはぎ用サポーターについて取り上げていきます。
ランナーにとって大敵、すねの内側の痛み
ランニングで受ける地面からの衝撃は、足関節とふくらはぎの筋肉等で吸収します。さらに前へ力強く進むために地面を蹴る力も、ふくらはぎの筋肉と足関節の働き等によって生み出されます。筋肉が疲労したり、足裏のアーチが低下することで、さまざまな箇所に負担がかかり、ケガにつながりやすくなります。特にふくらはぎは複数の筋肉が重なりあっており、すねの内側にも痛みが出やすいといわれています。
この繰り返しのランニングやジャンプを過度に行った場合に発症しやすい、すねの内側の痛みを伴うケガの一つがシンスプリントです。(疲労骨折と痛む場所が似ているため、ふくらはぎの痛みがでたら、医師の診断を受けるようにしましょう)
このシンスプリントは、扁平足(もともとアーチが下がり気味の人)に起こりやすく、またランナーの発生頻度が高い(20~50%)といわれています。
シンスプリントの予防のために
すねの内側に痛みや不安を感じたら、運動量の調整や休養はもちろん、運動時の環境(シューズや床、路面など)についてもチェックしてみましょう。また予防策としては以下のようなことが挙げられます。
湘南ベルマーレ トライアスロンチーム中島靖弘監督の監修による、下腿のストレッチ動画はこちら
スポーツインソールについてはこちら
足の疲れ対策にスポーツインソールがおすすめの理由
ふくらはぎ用サポーターは痛みの生じやすい箇所に圧迫をかけ、筋肉の無駄な振動を抑え、筋肉疲労を抑制する働きが期待できます。走りすぎなどによるすねの内側のトラブルの自覚がある場合にはSP-1を、疲労対策であればFILMISTA CALFやカーフスリーブがおすすめです。
ザムスト SP-1(すね用サポーター 左右別)
SP-1はすねの内側に不安がある方におすすめのサポーターです。本体内側のパッドや、内蔵されたパネルにより、しっかりしたサポートを感じていただけると思います。また、すねの形状は、競技やトレーニング量によって個人差が大きい部位ですが、高いフィット性を生み出す3本のストラップ構造で、様々な形状の足にフィットします。
本体内側の部分にシンパッドが取り付けられており、すねの内側を的確に圧迫します。シンパッドの位置をしっかり調整することが重要なので、装着ガイドをぜひご覧ください。
3つのストラップで、すねの形状に合わせて調整します。自分に合わせてしっかり調整する時間は心理的な安心感を高めてくれると思います。
ザムスト FILMISTA CALF(ふくらはぎ用サポーター 左右兼用)
FILMISTA CALFはスリーブとサポーターの良い点を組み合わせたような、新世代のサポーターです。伸縮性の違う2種類のウレタンフィルムを使うことで、薄さと圧迫力を両立させました。製品名の通りフィルムのように薄く、ランナーの疲労対策におすすめです。また、野球のようにユニフォームの下に装着したいといったニーズにもお応えしやすいアイテムです。
コンプレッションパッドととフィルムラインで圧迫力を調整できます。見た目は薄いですが、しっかりとした圧迫力の秘密はここにもあります。
SP-1 同様に3つのストラップで調整します。激しく動くスポーツでもずれることなくプレーを楽しめます。フイルムのような素材はやわらかく、擦れなどを感じにくいと思います。
記事監修・ドクター紹介
毛利 晃大先生
順天堂大学医学部卒業、日本救急医学会専門医、日本整形外科学会会員
日本医師会認定スポーツ医、日本バスケットボール協会スポーツ医学委員会所属ドクター
Products
この記事で紹介した商品
Top athlete
関連商品を利用しているトップアスリート
佐々木千紘
バレーボール
- 所属
- ヴィクトリーナ姫路(VリーグDIVISION1 WOMEN)
- 生年月日
- 1997年11月17日
- 出身地
- 秋田県大仙市
- コメント
- ザムストの製品は、練習や試合で毎回必ず身に着けているので、私にとっては無くてはならないアイテムです。