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スポーツで起こりやすいケガ、足首ねんざ
スポーツで起こりやすいケガ、足首ねんざ
スポーツをやっていると「ネンザ」をしたという声をよく聞くと思います。頻繁に聞くので軽くみられがちですが、将来の運動にも影響をおよぼす可能性もある怖いケガの一つ。中でも足首のネンザは発生割合も高く注意が必要です。
ネンザは足首が7割。そしてそのうち8~9割が内反ネンザです。
全国のスポーツを楽しむ人(1回あたり30分以上の運動を3カ月に1回以上行っている方)約4万人へのアンケートによると、運動・スポーツ中のケガで最も高い割合だったのが「靱帯損傷(ネンザ等含む)」で20%。そして「靱帯損傷(ネンザ等含む)」の部位は足首が約72%と非常に高い結果となりました。
2022年9月 ザムスト調べ(30代~50代 男女)
「ネンザ」は足をひねって踏ん張るべき足が“カクン”と本来と異なる方向にズレてしまった状態のことを指します。足首が内側にひねられて、足の外側(外くるぶし)を痛める内反ネンザが足首ネンザの8~9割を占めます。
足首ネンザは、バレーボール、バスケットボール、野球、バトミントンやテニスといった球技や、体がぶつかるラグビーやアメリカンフットボール、柔道等でも起こりやすいと言えます。そして重度の足首ネンザにより伸びてしまったジン帯は完全に元に戻るわけではなく、ある程度は緩いままになってしまいます。十分な治療を行わず痛みが残ると、その後のプレーにも影響をおよぼす可能性があります。ネンザは一度すると厄介なため、ネンザを防ぐ、ネンザを再発させないことが大事なのです。
指導者に聞いた、ネンザにならないために注意していること
「ネンザ」のリスクは大人だけではありません。スポーツをする子供たちにも注意が必要です。そこで今回は都内や神奈川県でキッズ向けのバスケットボールアカデミーを主催している滝澤さんに普段注意していることなどを聞きました。
滝澤:「ネンザ」等ケガへの注意は私達大人がプレーをする時ももちろんですが、子供にはそれ以上の配慮が必要です。特に一人ひとりの発育の速さが異なるため、大人よりもケガの発生や再発の予想が難しく、そのためより慎重に接しています。バスケットボールの場合、内反・外反ネンザ、それからジャンプ競技に多いジャンパー膝、成長期の子供に多いオスグッド・シュラッター病には特に注意をしています。
痛みを感じたらいつまで競技を休ませますか?
滝澤:基本的には痛みが治まり、医師やトレーナーからOKがでたかどうかを確認してからです。大切な事は、競技自体を休む期間があったとしても、痛みの原因にフォーカスした治療、トレーニング、ストレッチ等を行うことだと思います。
予防のためにしていることはありますか?
滝澤:体の筋肉が硬いまま、突然激しい運動を始めると、足首ネンザをはじめ他のケガの危険性も高くなるので十分にウォーミングアップをします。また必ず柔軟性を高めるストレッチをしています。15~20分くらいはかけていますね。
サポーターはどうですか?
滝澤:サポーターは、ケガの予防・再発防止の観点で意義のあることだと思っています。大人も子どもも一緒で、サポーターを着用することで足首への負担軽減にもなります。また、過去にケガをした人が再発を防ぐために着用するのも効果的です。 ZAMSTさんの足首サポーターは、子どもも自分で着用しやすく、使い勝手の良さが魅力だと感じています。
記事監修・ドクター紹介
毛利 晃大先生
順天堂大学医学部卒業、日本救急医学会専門医、日本整形外科学会会員
日本医師会認定スポーツ医、日本バスケットボール協会スポーツ医学委員会所属ドクター
Top athlete
関連商品を利用しているトップアスリート
トレイ・ヤング
バスケットボール
- 所属
- Atlanta Hawks(アトランタ・ホークス)
- ポジション
- ミドルブロッカー
- 生年月日
- 1998年9月19日
- 出身地
- テキサス州ラボック
- コメント
- ザムストのサポーターを着用することは私の日々のコンディショニングと試合でのルーティーンとして非常に役立ってくれています。ザムストは非常に高い機能と快適性を備えているので、コートにいるときの私をゲームに集中させてくれるのです。