高校強豪校「東山高校バスケットボール部」指導者に聞く「ケガの予防」と「ザムスト BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)」の安心感
「大腿筋挫傷」、いわゆる“モモカン”は、選手同士が接触することが多いバスケットボールにおいて、避けては通れない外傷と言うことができるでしょう。症状が重い場合には長期間の治療を要し、試合や練習に参加できないケースも生じます。
今回、高校バスケ界の強豪、東山高校(京都府)にお邪魔して、高校の部活動においてどのようにケガの予防について指導されているのかを取材しました。同校のエースとしてインターハイやウインターカップで活躍した大澤徹也コーチにはプレーヤーとしての立場からのお話も伺っています。
プレースタイルの変化によりモモカンの危険性も増加
現役時代、大澤コーチもモモカンに悩まされたのでしょうか。
私のプレースタイルがオールラウンドだったこともあり接触が多いポジションだったので、モモカンについては悩まされることも多かったですね。
どのようなケースで多く発生しますか?
僕が現役時代はドライブに対してカバーをしてきたディフェンスのヒザが太ももに当たりました。加速してゴール下に飛び込んで行くタイミングなのでスピードも結構出ていたと思いますので、非常に痛かったことを覚えています。現在は高校生でもオフェンスではピック&ロールを用いることが増えているので、センタープレーヤーとの接触が多くなり、モモカンが多く起きているのではないでしょうか。
ガードのように身長の低い選手がモモカンになる傾向が多いのですか。
サイズが違う選手が絡む場合には、身長の小さい選手がドライブしたときにディフェンスのヒザが入るケースがあると思います。留学生が所属しているチームも多いので、注意しなければいけないですね。
富樫選手、河村選手も安心感を得る「ザムスト BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)」
富樫選手、河村選手も使用している「ザムスト BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)」を使用していただきました。大澤コーチの印象を教えていただけますか。
まさに僕が現役時代にこのようなギアが欲しかったと言えますね。これだけしっかりパッドが入っていれば衝撃を軽減することが可能でしょう。逆にパッドが違和感になるのではと心配しましたが、生徒たちに使用感を聞いてみると実際に動き始めると気にならないようです。これを着用することでモモカンに対する安心感が生まれ、思い切りプレーができるようになればさらにいいと思います。
生徒たちのケガの予防に対する意識はどうですか?
ミニバスケットボールや中学年代にきっちり指導を受けている生徒たちが多く、ケガの予防については積極的です。そのため普段からケガの予防として違うメーカーのショーツを履いている生徒も多いので、違和感なく使用できているのではないでしょうか。そのような生徒たちも「ザムスト BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)」は履きやすいと言っています。
保護者の方の意識はいかがですか。
比較的に高い方が多いと思います。練習後、自発的にアイシングをしたりしてケアには気を配っていると思います。
ほかにどのような感想がありましたか?
これはモモカンとは関係ないのですが、尾骶骨の部分に入っているパッドも気に入っているようです。このパッドが接触の際に倒れたときや、ディフェンスでドライブのコースに入って止めようとする場合、真後ろに倒れるケースがありますが、そのときも衝撃を和らげてくれるのでとても良いと言っています。
ケガ予防の効果を上げている独自のトレーニングメニュー
指導者の立場となった今、モモカンを含めてケガの予防についてどのように指導されていますか。
これはうちの特色でもあるのですが、身体のバランスを重視したトレーニングを毎日の練習の中で多くの時間を割いています。だいたい1時間半ぐらい行っているのですが、これは他のチームよりも時間をとっていると言えるでしょう。実際、このメニュー構成を実施することで、ケガをして別メニューやリハビリを行うことでコートに入れない生徒の数は減りました。また、ケガ予防についての意識の高い生徒が増えているという実感もあります。ケガについては口酸っぱく指導をしているのですが、ケガの予防は練習の中でも意識していますね。
具体的にはどのようなメニューですか?
身体のコアの部分のトレーニングです。ドライブしたときなどにバランスを崩して着地を失敗してしまったり、無理な態勢でシュートしたりすることなどがケガにつながるケースだと思います。それをトレーニングとして体幹、動的ストレッチ、あとは瞬間的な運動、ランニングも含めて鍛えています。また、ウォーミングアップに縄跳びを入れることも特徴の一つですね。これでバランスが良くなる場合があります。
縄跳びには体幹を鍛えることにもつながり、リズム感を養えるのでしょうか。
加えて敏捷性を上げることにもつながりますね。自分たちが子どものころは遊びから自然に鍛えられることがあったのでしょうが、今では縄跳びをしたこともない生徒もいるので、メニューに取り入れているとも言えます。それもあり、ウォーミングアップには適しており、これに動的ストレッチを1時間行うことで、ずいぶんケガが少なくなった印象です。
どれくらい前から実行されているのですか。
10年くらいです。当初のメニューから続けているものもありますし、付け足している項目もあります。縄跳びについては20年近くメニューに取り入れています。
高校のトッププレーヤーが語る“モモカン”、そして「ザムスト BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)」について
普段の練習からケガの防止に対する意識が高いという東山高校の選手。ここでは3人の選手にモモカンについて、そして「ザムスト BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)」について話を聞いてみました。
モモカンには痛い思い出があります
東山高校A選手(3年・F)
「ザムスト BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)」を使用した感想を教えてください。
初めて着用しましたが、パッドが大きくて安心感が大きくあるのが第一印象です。あと、お尻の部分のパッドがあることにびっくりしました。このパッドが大きな筋肉を支えてくれているように感じました。
モモカンについて思い出はありますか?
中学3年生のときに思い切り相手のヒザが入ってしまって、1、2カ月間、バスケができないようになってしまい、中学生の最後の大会に出られなかったことがあります。パンパンに血が溜まって2回くらい注射でそれを抜いたのですが、モモカンには痛い思い出しかないです。
それからモモカンに対する認識が変わりましたか?
バスケはもともとケガの多いスポーツだと思っていて、接触に対して強くなれるように日頃からトレーニグをしています。オフバランスの状態でコンタクトするとケガをしやすいと思っているので、体幹などを意識しながら練習しています。
このショーツを着ければプレーに集中できます
東山高校B選手(2年・G)
モモカンで苦労したことはありますか?
自分は結構ありますね。やっぱりポジションや伸長の関係で、大きい選手のひざが入ってしまうことが何回かあったので、これを着けることで安心してプレーができるかなと思いました。
これとは「ザムスト BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)」ですが、製品を見たことはありましたか?
興味があったので一度履きたいと思っていました。履いた瞬間にちょっと違和感がありましたが、すぐに慣れました。太ももも前のパッドは安心感がありますし、お尻の部分のパッドも転倒したときに守ってくれそうなので、安心してプレーができると思います。
モモカンはどのようなときに起こりますか?
自分はドライブで仕掛けていくタイプなので、そういうときに大きな選手が守っているとそのときにヒザが入ってケガをすることが多かったと記憶しています。
それだけに不安なく自信を持ってプレーできますね。
着けていることでケガのことを考えずに、プレーに集中できると思うので、とてもいいと思います。
高校になってわかったモモカンの苦労
東山高校C選手(1年・F)
モモカンで苦労したことは?
高校に入学してすぐディフェンスのひざが太ももに当たりました。中学生のときもヒザが当たることはあったのですが、自分のほうが身体が大きかったこともあり、あまり痛みは無かったのですが、高校生になると相手のほうが大きいこともあるので、全然痛みが違いました。大事な試合の前になってしまい、プレーにも影響が出てしまったので、注意しなければと思いました。
ザムスト BRAVE-PAD SHORTS(パッド付ショーツ)」を着けてプレーした感想を教えてください。
初めて履きましたが違和感はあまりありませんでした。もともとスパッツを履いてプレーしていたので、締まった感じもプレーがしやすいです。これならパッドも大きく、モモカンの心配が軽減されるので、思い切りプレーできると思います。
入学当初体格差で悩んだことはどのように変わりましたか?
中学ではちょっと無理してでも突破できたのですが、高校になりシュートに行けるのにパスを選択してしまう場合がありました。その判断の部分はまだまだ覚えていく必要があります。
この記事で紹介した商品
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- ザムスト BRAVE-PAD SHORTS
(パッド付ショーツ) - トップアスリートの声から生まれた ザムスト初のパッド付ショーツ
- バスケットボールプレイヤーに多い、プレー中の接触による衝撃を軽減します。
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