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高校三冠を狙う、駿台学園の強さの秘密 「ケガ予防」と「足首サポーター」

駿台学園高等学校(以下、駿台学園)男子バレーボール部は2023年度のインターハイ(高校総体)優勝、24年1月の「春高バレー」では連覇を果たした強豪校です。さらに24年6月には24年度のインターハイ出場も決めました。駿台学園は梅川監督による指導法も注目され、その戦術はたびたびライバル校からもお手本とされています。今回はインターハイ、国体、春高の三冠を目指す同校の、コンディションづくりやケガ予防、サポーターの活用にフォーカスしてインタビューを行いました。

駿台学園では、選手が自ら考えることを大切にしているとお聞きしています。チームの方針も、毎年新しいチームが発足するたびに選手たちが決めているそうですが、現在のチームの目標は何ですか?

梅川監督:

選手たちが設定したチーム目標は「三冠を獲得する」ことです。私の仕事は、選手たちが自発 的に設定した目標を実現するための手助けをすることだと考えています。掲げた目標が高ければ練習量も増えますし、求められるプレーのレベルも高くなります。

高い目標に対して、練習の質も変わってくると思いますが、チーム全体での疲労回復とかストレッチのメニューにも影響はありますか?

梅川監督:

今のチームは190cm台の選手も増えました。体の大きい子はその分負担も大きく体のケアにも時間がかかります。身長と体重のバランスなどに配慮し、練習量をコントロールすることも必要になってくるでしょう。

一方で、うちのチームではトレーナーや管理栄養士などの専門家が分業してサポートしています。疲労回復やストレッチに関しては、トレーナーのアドバイスをもとに各選手が自分で考えて行っています。トレーナーが担当するトレーニングを私自身が見ることはありません。私の役割は、トレーナーから上がってきた意見やデータをもとに、総合的に「評価」をすることです。

選手の「評価」という意味では大会ごとにメンバーも入れ替えが結構あるようですが。

梅川監督:

そうですね。それはもう残酷なくらい厳しく評価を反映します。練習はもちろん、体づくりや コンディションに対しても結果が伴っているかどうかを常に見ています。

練習を見ていると、学年を問わず選手同士でよく話し合っている印象があります。チームの特長である会話力や言語化する能力はどのように育てているのでしょうか?

梅川監督:

もちろん、1年生のうちはうまく言語化できませんが、上級生になると自発的に話し合って問題を解決するようになります。練習中に自ら考えて学ぶことができない選手は上達しません。ですから、試合に出るためにも自然と訓練されていきます。

言語化する能力が、選手間の風通しの良さにつながっている印象ですね。先ほど、疲労回復やストレッチはトレーナーに任せているという話でしたが、バレーボールに付きもののケガについては何か対策をされていますか?

梅川監督:

まず、うちのチームはケガが非常に少ないと思います。ここ5年間で大きなケガは前十字靭帯損傷が1名出た程度です。捻挫や骨折もありません。

一つの理由は、通常の高校バレー部よりもウェイトトレーニングをしっかり行っていることです。もう一つは、絶対に接触プレーを起こさないように意識をしていることです。特にネット際の接触プレーは捻挫につながるので、全員が気をつけています。

ケガの予防という観点で、サポーターについてはどのように捉えていますか?

梅川監督:

練習を見ていただければ一目瞭然ですが、リベロ以外の全員が足首にサポーターをしています。高校生は時間が限られているため、試合で他チームとネット際で接触して全治数ヶ月のケガを負うと、一人のケガでチーム全体に大きな影響が出てしまいます。ですから、チームの一員としての自覚と責任を持って、サポーターをつけるように指導しています。

梅川監督自身も現役時代、ザムストのサポーターを愛用

自ら考える選手を育てることに定評のある駿台学園ですが、そこにはデータに基づく厳しい評価と、チームが強くなるための徹底的な意見の応酬があることがわかりました。また、コンディショニング管理は選手の体格差を考慮し、自主性を重視しながらも、ケガ予防の視点からサポーター着用を義務づけるなど、メリハリのあるマネジメントを行っています。

 

さて、サポーターは動きにくいイメージがあり、使用を控えるスポーツ選手も一定数いますが、駿台学園の選手たちはどうなのでしょうか。続いて、サポーターの使用感について選手に聞いてみました。

選手A(アウトサイドヒッター)

以前は別のサポーターを使用していましたが、今はザムストのA2-DXを使っています。変えた理由は、以前のサポーターは激しく動くと痛みがあったからです。A2-DXは足首の前後の動きを阻害しないので動きやすい一方、内反・外反の動きはガードしてくれるので、しっかりサポートされている安心感があります。今はこれがないと怖いですね。それに、カッコいいので後輩にも勧めやすいです(笑)。

選手B(オポジット)

チームメイトから使い心地が良いという評判を聞いて、ザムストのA2-DXに変えました。肌とサポーターが擦れることがなく、痛みもないのにしっかり固定されていると感じます。バレーの場合、高くジャンプしてから着地の時に、チーム選手に接触してしまうことによってケガが発生することが多いと思いますが、そのような場合でも足首が変な曲がりかたをしてしまう不安が薄れました。

選手C(セッター)

ザムストの足首サポーターは、ある程度自由に動けつつ、必要な部分はしっかり抑えてくれている印象です。プレーにおける良い影響としては、切り返しの時に足首が固定されていることで、滑ることが減り、足首を捻ることがなくなりました。

自分はセッターなので、ジャンプした直後にボールの下に入るような切り返し時に、ちゃんと止まれる感覚が重要です。足首がしっかり固定されていることがその点でプラスになっています。また、使いやすさという点では、ストラップを締める強度で固定する強さを変えられるので、自分にフィットする固定力に調整できる点が気に入っています。

同校男子バレー部ではリベロ以外は基本的に足首サポーターを着用

この記事で紹介した商品

  • A2-DX
    (足首用サポーター 左右別)
    足首の内反・外反の抑制に
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