痛みのある足首・膝・腰を支えるサポーターと選び方
ザムストのオンラインショップでも人気のアイテムに足首、ヒザ、腰用サポーターがあります。一方、ザムストが2022年度に実施したスポーツ実施者(1回あたり30分以上の運動を3カ月に1回以上行っている方)に対するアンケートによると、慢性的な痛みを感じている部位として、腰(55.1%)ヒザ(30.5%)足首(13.5%)はそれぞれ高い割合を示しました。足首、ヒザ、腰用サポーターを探している人が多い理由は、これらの部位の痛みが「慢性化しやすい」ことにも関係があるようです。
今回は新たにサポーターを選びたいと思っている方に、特にニーズの高いヒザ、足首、腰用サポーターの選び方を簡単にご紹介したいと思います。
足首用サポーターの選び方
足首用サポーターは選び方の図にある左から右の順にサポート力が強くなります。例えば一番左のFA-1は軽スポーツや日常生活にもフィットする、ソフトなサポート力の商品です。ただし、足首捻挫の原因にもなる足の動きを制限する働きを期待するのであれば、FILMISTAを含む右の4商品から選びましょう。 FILMISTAからA1までは足首捻挫の8~9割を占める内反捻挫の原因となる内反の動きを制限します。
足の裏を内側に強くひねることが原因で起こる捻挫です。足首捻挫の8~9割を占めます。
足の裏を外側にひねることが原因で起こる捻挫です。発生率は低いですが、発生すると重い傷害のリスクが高まります。
ヒザ用サポーターの選び方
ザムストのヒザ用サポーターの種類は多岐にわたります。まずはシリーズ別に整理していきます。
ヒザ全体をサポート
例えば週末のバレーボールやバスケットサークルに所属している人に
例えばヒザのジン帯を損傷されたことのある方。そういったケガのリスクを伴う競技スポーツに取り組まれている方に。
左右やヒザ下の前方へのグラつきをしっかり抑えているのに、ヒザの曲げ伸ばしはスムーズにできます(ZK-PROTECT)
お皿まわりをサポート
ランニング時に
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スポーツトレーナーに聞くサポーター入門② ヒザ編
腰用サポーターの選び方
腰用サポーターは5種類ラインナップされています。腰全体をサポートするZWシリーズは数字が大きい方ほどサポート力が強くなっています。
例えばゴルフやテニスなど、回旋運動の多いスポーツを楽しむ方へ
さまざまなスポーツに対応できます。腰用サポーターの中でどれにしようか判断がつかない場合は、ZW-5を試してみることをオススメします。
とにかく腰をしっかりサポートしたい競技・スポーツのアスリートに愛用されています。
できれば店頭で自分に合った圧迫力の腰用サポーターを試していただくのがベストですが、判断がつかない方、選ぶ時間がない方は、ZW-5を試してみてはいかがでしょうか。競技・スポーツのアスリートに愛用されているZW-7と同様、3Dバックパネルを採用しており、高い固定力による安心感があります。
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記事監修・整形外科医
- 毛利 晃大先生
- 順天堂大学医学部卒業、日本救急医学会専門医、日本整形外科学会会員 日本医師会認定スポーツ医、日本バスケットボール協会スポーツ医学委員会所属ドクター
関連商品を利用しているトップアスリート
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トレイ・ヤング(バスケットボール)
契約選手
Profile
【所属】Atlanta Hawks(アトランタ・ホークス)
【ポジション】ポイントガード
【生年月日】1998年9月19日
【出身地】テキサス州ラボック
【主な経歴】
・NCAA得点王・アシスト王 1st Team All American(2018年)
・アメリカプロバスケットボールリーグAll Rookie1stTeam(2019年)
・アメリカプロバスケットボールリーグオールスター選出東地区ファン投票1位(2020年)使用しているサポーター
A2-DX
“I am excited to partner with Zamst as their braces have been an invaluable addition to my conditioning and game day routine. As a global brand ambassador for Zamst I hope to showcase their products to my teammates and community and to inform them the importance of proper conditioning. Zamst is highly functional and comfortable allowing me to focus on my game when I am on the court.”
【日本語訳】
「ザムストのサポーターを着用することは私の日々のコンディショニングと試合でのルーティーンとして非常に役立ってくれています。私はザムストのブランドパートナーとして、適切なコンディショニングの重要性を伝えていきたいと思っています。ザムストは非常に高い機能と快適性を備えているので、コートにいるときの私をゲームに集中させてくれるのです。」
各痛みについてより深く学びたい方へ
各痛みに関するドクターによる症状解説、トレーナーによる対処法解説がアーカイブ化されています。
※サポーターの使用によりこれらの症状に効果があるわけではありません。
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- 足関節捻挫 / Ankle sprain
- 足関節捻挫(靱帯損傷)はスポーツによる急性外傷としては最も頻度が高く、かつ重症度の高い障害ですが、軽視され慢性化する場合が多いので注意を要します。
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- ジャンパー膝 別名:膝蓋腱炎(靱帯炎) / Jumper's knee/Patella tendinitis
- ジャンパー膝とは名前が示すごとく、バレーボールやバスケットボールなどでジャンプや着地動作を頻繁に行ったり、サッカーのキック動作やダッシュなどの走る動作を繰り返したりするスポーツに多くみられる、オーバーユースに起因する膝のスポーツ障害です。
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- オスグッド病 (オスグッド・シュラッター病) / Osgood-Schlatter disease
- オスグッド病では、ジャンプ動作での膝屈伸時や、ダッシュやキック動作によって脛骨結節部が強く引っ張られ、同部がはがれたり炎症を起こしたりして痛みが発生する。
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- 腰椎椎間板ヘルニア / Lumbar disc herniation
- 腰椎椎間板ヘルニアは腰痛の原因中、最も重症度が高く、放置しておくと神経麻痺など重篤な障害をきたします。
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- 腰椎分離症 / Spondylolysis
- 腰椎分離症は中学生ぐらいのスポーツ選手に発症しやすい腰痛の一つであり、ヘルニアのような神経痛ではないが、スポーツのし過ぎで発症しやすい。
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- 筋・筋膜性腰痛症 / Myofascial low back pain
- 筋・筋膜性腰痛症は、スポーツ活動等によって起こる腰の筋膜や筋肉の損傷による腰痛の一種です。